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下村健一のクロストーク

Vol.3 きものブレイン 障害者雇用の取り組みについて聞く

障害者雇用をすすめた岡元眞弓さんへのインタビュー

きものブレインには、社内活動として「障害者支援委員会」が設けられている。目的は障害者の人たちが安心して働ける職場環境を作り、能力の向上を図ること。委員会には知的・精神支援、聴覚支援、車椅子支援、身体支援、内部支援の5つのチームがある。

岡元 障害者支援委員会は、いわば職場のなかに網の目のように張ってある「支援のネットワーク」のようなものです。うちは「少人数の専門家より大人数の素人のサポートのほうがいい」という考え方ですから。

下村 委員会のメンバーの人数は?

岡元 5チーム合わせて25人ほどです。任期1年で半分以上入れ替わりますから、10年たつと180人位が経験者になる。ほとんどの社員が障害のある人に必ず関わるということです。

下村 新入社員にはどんな教育をされていますか?

岡元 まず社員を採用する時に、必ずこう言っているんです。「うちは障害者を雇用している会社です」って。障害者支援についての会議を実施したり、ビデオでも見せるなど、いろいろな形で教育を行っています。ですから防災訓練のときでも、わが社は非常にスムーズですし、避難が早いですよ(笑い)。

下村 障害者も含めて、社員が一丸になっている。

岡元 はい。同じ会社の社員として、方針発表会などもすべて共有していますし、懇親会や旅行なども一緒に体験させています。社内を見渡すと、みんなが思いやりや感謝の気持ちを持てるようになっている。健常者の社員の学習の場にもなっていると思います。

写真:

下村 支援が自然に、スムーズになっているんですね。

岡元 はい。逆に、支援される側の人たちに「手伝ってほしい」とか「できない」と、きちんと言ってもらえるようにすることが大切です。車椅子の人などは、どうしても我慢してしまいがちなので。

下村 「助けて」と言えるようにする人間関係を普段から作っておくことだと。

岡元 そこなんです。ただ一方で、「困っていないのに助けるな」とも言っています。それは余計なおせっかいだから。本人が本当に困ったとき、外から見てもわからないようなことも含めて、本当に困ったときに手助けしてあげなさい、と。

下村 経営者としては、障害のある人にもない人にも同じ姿勢で接する。

岡元 はい。それが会社をよりよくし、また、障害のある方に長く働いてもらう方法だと思います。

障害者、一般の社員、経営者、この3者をつなぐ架け橋役を務めているのが、企業内ジョブコーチの中澤浩子さん(後出)。岡元副社長とともに、障害者の能力向上と継続雇用に取り組んでいる。

写真:
庭野 幹男(にわの みきお)29歳。
知的障害、
仕事内容:たとう紙製造・修正補助、H14年入社。
写真:
小泉 和也(こいずみ かずや)25歳。
知的障害、
仕事内容:たとう紙製造・検針、H21年入社
写真:岡元さん

岡元眞弓(おかもと・まゆみ)さん
株式会社 きものブレイン 取締役副社長 障害者雇用担当

同社社長で夫の岡元松男さんとともに、障害者雇用を推し進めた人物。ひとりひとりの障害者に適した仕事を見い出し、継続雇用を実現。従業員(25名)による「障害者支援委員会」を設立。目的は「障害者が安心して働ける職場環境を作り能力の向上を図る」。この委員会の協力を得て、日々、起こる問題を解決している。

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