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下村健一のクロストーク

Vol.3 きものブレイン 障害者雇用の取り組みについて聞く

障害者雇用をすすめた岡元眞弓さんへのインタビュー

下村 現実的に、障害のある方の雇用は業績面でプラスになっていますか?

岡元 その仕事単体で利益計算をすれば、正直、厳しいものがあります。ただ、それ自体は利益が出なくても、自社の仕事として大切なものもある。先程のたとう紙の仕事も、お客さまに届ける着物を包むたとう紙を自社でつくるのはとても重要なこと。それこそ髪の毛1本混ざっただけで大変なクレームがきますから。それに企業には、利益を生む仕事と、一方では社会に還元する仕事のふたつが必要だと思います。

写真:

下村 障害者雇用には、数字には表れないプラス面があるということですね。

岡元 それはすごく大きいです。平成5年に重度障害者多数雇用の認定工場として本社工場を設立した時、わが社は社員50人。そこに障害のある人たちを入れて60人でのスタートでした。社長も私も「彼らを路頭に迷わせることはできない」と、すごく経営を勉強しました。厚生労働省から助成金をいただくなど、責任と使命感もある。そのためにいろいろな発想で仕事をつくり、いろいろなメニューを開発してきました。だからこそ、会社も成長できたのだと思います。当時の60人から今は230人ですから。

「チャンスは平等に、評価は公平に」が、きものブレインのモットー。しかし、雇用には社会保険や退職金、賞与、有給休暇、福利厚生など目に見えない負担があり、それが一般の企業で障害者雇用が進まない原因にもなっている。そこで同社では一部の人は労働基準監督署に「最低賃金減額の特例許可申請」を認めてもらい、長続きする雇用システムを築いてきた。

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村山 功一(むらやま こういち)33歳。
身体障害(上肢不自由2級)、
仕事内容:修正デザイン、H8年入社。
写真:
佐藤 俊夫(さとう としお)41歳。
聴覚障害、
仕事内容:修正デザイン、H10年入社。
写真:岡元さん

岡元眞弓(おかもと・まゆみ)さん
株式会社 きものブレイン 取締役副社長 障害者雇用担当

同社社長で夫の岡元松男さんとともに、障害者雇用を推し進めた人物。ひとりひとりの障害者に適した仕事を見い出し、継続雇用を実現。従業員(25名)による「障害者支援委員会」を設立。目的は「障害者が安心して働ける職場環境を作り能力の向上を図る」。この委員会の協力を得て、日々、起こる問題を解決している。

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