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>第1回 障害、基本の「き」

8.障害のある子どもを対象とした「特別支援教育」とは

一人ひとりのニーズに合わせた教育が始まっている

子供の障害の程度によっては、通常の学級で適切な教育を行う場合もあるが、それだけでは能力を十分に伸ばすことが難しい子どもたちには、それぞれの障害の種類や程度に応じて、特別な配慮をした学校や学級が用意されている。平成19年度から「特別支援学校」と改称した「盲学校」「聾学校」「養護学校」や、同様に「特別支援学級」と改称した「特殊学級」が代表的だ。

障害に特別に配慮した教育を「特別支援教育」という。特別支援教育は知的な遅れのない発達障害も含め、特別な支援を必要とする子どもたちが在籍するすべての学校において実施されている。

また、障害が重く、通学できない子どもには、教員が家庭や施設、病院などに出向いて指導する訪問教育を行うなど、障害のある児童生徒一人ひとりに合った教育が行われている。

最近では、子どもそれぞれの教育的なニーズをより明確に把握して応えようと、「特別支援教育」を推進するための制度のあり方を検討したり、平成19年には学校教育に関する法律を改正したりと、障害のある子どもの就学先の決定や手続きについての見直しも活発に行われている。

障害のある子どもの就学先は、以前は市町村の教育委員会と専門家との意見交換をもとに決定されていたが、法改正後は、それぞれの保護者の意見も踏まえて決定されるようになった。

教育は子どもたちの未来につながるもっとも大切なもの。社会や教育現場の環境、多様な障害程度、時代の変化などに合わせて、一人ひとりに合った指導を臨機応変に行うことが肝要だ。

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