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>第1回 障害、基本の「き」

11.社会をATARIMAEにするキーワード 3

ノーマライゼーション
それは「ATARIMAE」のこと

ノーマライゼーション(normalization:英語)とは、直訳すると「正常にする」という意味だ。「障害者」「高齢者」「健常者」など、社会的な弱者とそうではない人とを区別する表現があるが、ノーマライゼーションはそういった区別の対極にあるもの。「健常者も障害者も高齢者も特別に区別することなく、一緒に社会生活を送るのがノーマル(正常)であり、本来の社会である」という考え方や施策を表すのがノーマライゼーションである。当プロジェクトも、「障害があってもなくても、だれもがあたり前に働ける社会に」という理念からATARIMAEと名づけた。

ノーマライゼーションの考え方は、福祉国家デンマークの障害者運動から提唱され始めた。日本でもノーマライゼーションは広まりつつある。たとえば、2006年に始まった障害者自立支援法によって、福祉施設などの職能訓練サービスとデイケアなどの居宅サ?ビスを障害者の自己決定によって受けられるようになったことも、ノーマライゼーションの概念がもたらしたひとつの結果といえるだろう。

「ノーマル」の反対は「アブノーマル」。障害者や高齢者などの社会的弱者を隔離したような社会は「アブノーマル」といえるのかもしれない。