ページの先頭です。

3つのスキップメニューです。
このページの本文へ
メインメニューへ
ホームへ

>第6回 発達障害

5.発達障害その 2 学習障害

読み・書き・計算のいずれかが、極端に苦手な人

知的な能力に遅れはないのに、読み・書き・計算のうちのいずれかに極端な苦手で、学習の成果がなかなか上がらないという発達障害が「学習障害」である。中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されるが、視覚・聴覚・知的・情緒などの障害が原因となるものではない。また、学力の著しいかたよりのほかに、集中力や落ち着きがない場合や不器用な場合もある。

「学習障害」は「ディスレクシア」「LD(Learning Disabilities)」とも呼ばれている。知的な能力が境界線知能(一般にIQ70~84)である場合に問題が表面化することが多い。計算も読みも苦手など、いくつかの学習の領域にまたがっていることもある。

例えば、読み書きに障害がある場合、視覚に障害がなく、景色や人の顔は見えるのに、字や数字だけは焦点がぼやけて見える。授業中、黒板の文字を書き写そうとすると、文字がノートからはみ出したり、字が大きくなったり小さくなったりする。知能に遅れはないので教師や親からは「ふざけている」「怠けている」などと誤解される。頭ではわかっているのに読み書きができない学習障害。その診断が下されない場合、障害者自身、この誤解が解かれないまま成長していく。そして学力が低下し、場合によっては不安が強くなるなど、二次的な情緒的こじれを起こすこともある。

次のページへ