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>第4回 視覚障害

7.視覚障害者への配慮

積極的に声をかけ、相手が必要とするときにはサポートを

視覚障害者は特別支援学校や視覚障害リハビリテーション施設で歩行訓練を受け、白杖(はくじょう/視覚障害者が持つ杖のこと)を使って歩く技能を身につけているので、通常の日常生活での歩行は単独で行える。しかし、初めての場所を歩くときには難しさを感じることもあるので、晴眼者が同行して誘導するとよい。

視覚障害者を誘導することを「手引き」という。

視覚障害者は白杖を使って周りに障害物がないか、段差がないかを確認している。その邪魔にならないよう、手引きする側が白杖を持つ手の反対側に回り、肘の後ろを掴んでもらうようにすると誘導しやすい。

街中で白杖を持っている人を見かけ、助けが必要かもしれないと感じたときには、「ご案内いたしましょうか」とひとこと声をかけてみよう。ただし、突然体に触れたり、急に手を引っ張ったりすると、相手に恐怖心を与えるだけでなく事故の原因にもなるので気をつけたい。

なかには声をかけられることに戸惑う人ももちろんいる。状況に応じて、その人が何を望んでいるのかを考え、助けが必要でない場合は無理に手出しはしない。こういった心づかいは、普段の生活で行っていることとなんら変わらない。

障害者は、障害箇所以外は普通の人と同じだ。当然のことではあるが、それを忘れないでいることが心のバリアフリーをすすめる第一歩になる。

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