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>第4回 視覚障害

3.視覚情報を補うには

点字だけではなく音声情報を活用する

視覚障害者にとって、文字情報を補うものといえば点字が思い浮かぶ。点字とは、紙面に突起した点を一定の方式で組み合わせて表現する文字のこと。駅やデパートなど、多くの人が集まる公共的な場所に点字パネルが備え付けてあるのを目にしたことがある人も多いだろう。全盲者や、ルーペなどの支援機器を使っても読み書きができない重度の弱視者にとって、点字は重要な情報手段として役立っている。

しかし、すべての視覚障害者が点字を使えるわけではない。中途視覚障害者にとって、点字の習熟はとても難しい。特に、中高年になって失明した場合などは、点字を実践的に使用するには大変な訓練を要してしまう。実際に、調査によると「点字ができる」と答えた視覚障害者は12.7%に留まっている(※1)。視覚障害者の10人に約8人は点字を使わない、ということだ。

そこで、点字に代わって大切なコミュニケーション手段となるのが音声でのやりとりだ。口頭での説明は視覚障害者とのやりとりではとても大切。そのほか、筆記の代わりにレコーダーを活用して、記録すべき事項は録音して残す、といった方法を取れば情報のやりとりが円滑に行える。声に出して言葉で伝え合う方法ならば、視覚障害者からの発信もスムーズだ。

(※1)出典 厚生労働省:平成18年身体障害児・者実態調査結果(平成18年7月1日調査)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/shintai/06/index.html

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