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>第2回 聴覚障害

8.職場でのコミュニケーション

聴覚障害者が理解できる形で伝える

多くの企業で聴覚障害者は活躍している。その影で彼らが共通して悩むことは「孤独感」だといわれている。

たとえば会議中、ひとりずつ順にプレゼンテーションを行う場合には、口話法で、その内容を理解できることもある。しかし、会議が白熱して全員が参加する議論に発展すると、すべてのひとの口の動きを読み取り、それを理解するのは難しい。こうした場面に限らず、聴覚障害者は日々、コミュニケーションがうまくいかず孤立し、孤独を感じているという。

あるとき顔を上げたら、みんながこちらを見て笑っているような気がした――そんなとき、自分が笑われていたのではないか、と不安が襲う。こうした聴覚障害者が抱える不安感や疎外感は、周囲の人々が、今、何の話をしているのかを、聴覚障害者がきちんと理解できる形で伝えるだけで解消できるのである。

取材協力/鈴木茂樹(東京都立中央ろう学校校長)、伴 亨夫(東京都立大塚ろう学校校長)

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