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障害者が働きやすい環境づくり「職場改善」好事例集

文書による正確な伝達と
スキルアップの徹底した支援

独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構「聴覚障害者のための職場改善に関する好事例集」平成20年度奨励賞受賞

正確な伝達による円滑な作業行程や安全を確保。「世界にひとつの手づくり家具、創作職人世界一」を目指す職場で、聴覚障害者の従業員に、職人としての自覚と自立を促す取り組みがなされている。

株式会社山ノ木
オーダー家具を提供している山ノ木は、昭和49年12月に山ノ木家具として創業(平成2 年9月に株式会社山ノ木に組織変更)。昭和56年に、初めて聴覚障害者を採用。

業務内容:伝統工芸家具、別注和洋家具設計製作、増改築内装工事請負業。
雇用聴覚障害者数:3名(うち重度3 名)

職場改善のポイント


週間行程表

作業工程表と連絡事項を文書で配布

伝達事項を口話で伝えていたが、時間を要するだけでなく、指示内容を十分に伝えることができなかった。これを改善するために1週間の作業工程表と連絡事項を文書で配布。伝達事項が正確に伝わり作業もスムーズに進めることができた。

また、聴覚障害者1名と健聴者2名の3名体制を組んだ。1名の従業員が現場からの指示、変更内容を伝達することで、発注者や他社の従業員とのトラブルが解消し、現場でのコミュニケーションもスムーズになった。


作業場で指示を受けている様子

ふたり一組の作業を基本とした安全確保

工具使用の要領、保守を確実に教示するために、ふたり一組のペアで作業をすることを徹底した。機械、工具類の取扱いは実技指導し、質問点はメモや図によるフィードバックを行なった。

電動ノコギリなどの機械作業に入る前には、必ず手の置き方、手押しによる木材の流し方の順序を繰り返し説明。また、音による機械の不具合を感知できないこともあり、より慎重な機械操作を指導。徹底した安全管理によりこれまでケガ、事故はない。

スキルアップを支援

家具製造は一生の仕事として続けられ、健聴者とハンディのない職種と考え、スキルアップのきっかけとなる技能競技大会や技能検定に挑戦する機会を積極的に提供。技能検定を受ける者には、実技の練習を行い、学科試験に備えて手話通訳士の派遣を依頼し、知識習得をサポートしている。