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障害者が働きやすい環境づくり「職場改善」好事例集

週3回の人工透析に配慮した勤務シフトと
万全の健康管理体制を構築

独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構「内部障害者のための障害者雇用職場改善に関する好事例集」平成18年度最優秀賞受賞

「ノーマライゼーション」を基本理念に、あらゆる障害をもつ人々の能力が発揮できる職場を実現した特例子会社。腎機能障害者が働きやすい職場づくりが評価され、最優秀賞を受賞。人工透析治療をしながら安心して働ける職場である。

株式会社スタッフサービス・ビジネスサポート
平成13年3月設立
人材派遣業・株式会社スタッフサービス・ホールディングスの特例子会社

業務内容:主に親会社およびグループ各社のデータ入力、給与計算、システム構築、テレフォンサービスなど事務処理代行サービス。それに付帯する発送、物流、印刷、製本、資料保管などの支援事業の受託業務。

従業員:394名、うち障害者数296名(平成19年2月1日現在)
内訳:内部障害者193名(腎臓機能障害者183名、心臓機能障害者10名)、聴覚障害者18名、視覚障害者3名、肢体不自由者など62名、知的障害者19名、精神障害者1名
全国のスタッフサービスのオフィスにビジネスサポートを行う従業員を駐在させている。

職場改善のポイント


ワークシェアリングのパターン

ふたりでひとり分の仕事をワークシェアリング

腎臓機能が低下し、人工透析が必要となった場合、週3日、1回4時間の治療が必要だ。これがネックとなり、働く機会が得られない人が多い。

スタッフサービス・ビジネスサポートでは、早番(8:30~15:00)と、遅番(10:45~18:30)のふたつの勤務体制をとっている。透析治療日は早番、翌日は遅番とすることで、人工透析の通院に要する時間をつくり、治療翌日の負担軽減を図っている。

これにより、ひとり分の仕事をふたりでワークシェアでき、業務上の引継ぎがスムーズに行える。

社内に健康管理ルームを設置

就業時間中に気分が悪くなったときのために、ベッド、血圧計、心電図、AED(除細動器)を備えた健康管理ルームを設置。

看護師が常駐しており、日常生活面での指導をはじめ、いつでも健康相談やアドバイスが受けられる。

プライバシーに配慮した健康管理システムを導入


腎臓機能障害者の健康管理システム

腎臓機能障害者が通院している透析施設での血液検査の数値をはじめ、血圧、薬などのデータを自己申告により入力。データを時系列で蓄積し、提携先の腎臓機能障害に詳しい産業医と健康管理ルームの看護師が、従業員の健康状態を把握。必要に応じてアドバイスできる独自の健康管理システムを導入した。

ただし、プライバシーに配慮し、これらのデータは産業医と看護師だけが見られる仕組みにしている。この健康管理システムは全国の関係会社オフィスに駐在する腎臓機能障害者にも適用しており、雇用管理におけるセーフティネットの役割も果たしている。

専門医による月1回の健康相談

腎臓機能障害にくわしい産業医と嘱託提携し、月1回の健康相談日を設けている。産業医は健康管理システムで得たデータに基づき、第三者の立場からアドバイスを行っている。

健康管理に対する意識を徹底

腎臓機能障害に関する知識を全社で共有するため、朝礼や各職場でのミ-ティングの場で啓発活動を実施。水分管理、食事制限、血圧コントロールなど、健康管理を促している。