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下村健一のクロストーク

Vol.5 コマツ 障害者雇用の取り組みについて聞く

障害者雇用をすすめた木村道弘さんへのインタビュー

社内の他部門から持ち込まれる仕事を請け負うほか、同センタでは“出張作業”も行っている。知的障害のある従業員が、各部門に自分から出向き、コピーやシュレッダー、製本、封入れ、パソコン入力など、さまざまな作業をこなす仕組みだ。

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下村 出張作業のアイデアはどこから生まれてきたのですか?

木村 きっかけは、健康保険組合からのインプット作業の依頼でした。その部署にあるパソコンでなければ入力できないので、「うちに来て入力してもらえないか」という相談があったんです。それがうまくいったので、他の部門からも依頼がけっこうくるようになりました。今では6部門に出張作業に行っています。

下村 まさに「必要は発明の母」だったのですね。

木村 はい。しかも、指導員もつかずに1人で行くのですから、まさにノーマライゼーションです。実際に出張で行くことで、「ああ、彼ら(障害者)は仕事ができるんだ」と、知的障害者に対する理解もますます深まりました。

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下村 最初から1人で出張作業に?

木村 そうです。指導員も誰もつかずに、最初から「行ってらっしゃい」と。みんな出張した先で「ありがとう」と感謝され、「○○さんにほめられました」と、ニコニコして帰ってきますよ。

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写真:木村さん

木村道弘(きむら・みちひろ)さん
株式会社 コマツ 人事部ビジネスクリエーションセンタ所長

 昭和22年生まれ。「人事部ビジネスクリエーションセンタ」の立ち上げを行い、運営を担っている人物。「出張作業」などのアイデアをもち、社内での仕事の創出、社内で障害者があたりまえに働くことを認知させるための事業展開に務めている。

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