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下村健一のクロストーク

Vol.2 和風会 所沢中央病院 障害者雇用の取り組みについて聞く

障害者雇用をすすめた黒田英寿さんへのインタビュー

和風会では障害者の採用を検討する際に、履歴書のほか、「紹介シート」(*1)を活用している。このシートは、和風会を含む複数の企業で構成する委員会と多摩棕櫚亭協会との連携でつくられた独自のもの。健康状態の項に「不調のサイン」「不調時の対応方法」などの欄を設けるなど、履歴書だけではわかりにくい、障害者の情報を記入してもらう。

参考資料
*1「紹介シート」
Webページ
PDFデータ(右クリック→「リンク先を保存」してダウンロード)

下村 「紹介シート」をつくった目的は何ですか。

黒田 履歴書には表れない情報、とくに健康状態について、「今は状態はおさまっています」「薬は服用していて、きちんとコントロールできています」といったことを確認するためです。

写真:

下村 「なんとかこの子に働き口を見つけたい」という思いが強くある送り出す側は、ついついアピールするような情報に偏ってしまいませんか。

黒田 こちらは、具体的な業務内容まで出して採用の面接をしていますので、“アピール”では困るのは確かです。例えば「パソコンが得意」ということで採用したら、実際は「できるけれども、持続時間が短い」ということもあります。この最初の段階でミスマッチをなくしていくことが大事で、そのためにも「紹介シート」は有効だと思っています。正確な情報を提供していただくほうが、ミスマッチがなく、長く働いてもらえます。そのほうが、障害者自身の幸せにつながりますし、企業側の利益にもつながります。

写真:黒田さん 黒田英寿(くろだ・ひでとし)さん
医療法人社団和風会 人事採用担当
多摩リハビリテーション学院事務長
同法人の障害者雇用プロジェクトチームの中心となって、障害者雇用を推し進めてきた人物。
働く障害者へのインタビュー
障害者雇用の取り組みについて聞く
取材後記

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