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統合失調症~「あたりまえ」に働ける病気

第1回

統合失調症とはどんな病気か ~日本でも100人に1人が発症しています

統合失調症の人について、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。おそらく多くの方が漠然と「自分たちとは違う、普通ではない人たち」といった印象を抱いていらっしゃるのではないかと思います。日本ではかつて精神分裂病と呼ばれていたこともあり、「なんとなく危ない病気」という間違った認識が広がってしまったことも背景にあります。

しかし、実際に統合失調症の人に会い、話してみると、そうした先入観とはまったく違っていた、自分たちと同じ普通の人だったと驚く方がほとんどです。

統合失調症の定義は難しいのですが、ごく簡単にいえば思考・感情・行動をある目的に沿ってまとめていく能力が低下する機能障害の1つです。罹患率は、国や性別を問わず、0・7%~1%。およそ100人に1人に発症する病気で、決して特異なものではありません。

投薬やリハビリテーションなどの治療も進歩し、多くの人がこれまでのように働きたいと希望しています。働くことは、統合失調症の人であっても皆さんと同様、「当たり前」のことだからです。実際に仕事を得て、能力を発揮し、職場に貢献している人もたくさんいます。

もちろん、決して「軽い病気」というわけではありません。働く側にも雇用する側にも、正しい知識と情報に基づいた支援が必要です。では、どのような理解とサポートが必要なのか。これからお話していきたいと思います。