新年、明けましておめでとうございます。障害がある方の就労へのご理解をいただくとともに、本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、平成23年がスタートし、近いところのご報告です。まずは、某医薬品販売店に試用期間として就労していた方が、正規の就労へと結びつきました。週1から2回の職場訪問での支援では、その方が徐々に店員らしくなられていくのが、大変印象深く感じました。雇用継続したことで思いを新たにし、更なる目標達成へと勇ましく語ってくださいました。
1月4日から、大手スーパーへの採用者が新たに決まりました。新規店舗への採用ということで、現在は別店舗での研修となっていますが、試用期間1ヶ月付での雇用形態となっています。
高校→ジョブウェル(7ヶ月)→大手スーパー採用
の運びでの就職です。 初めての就職ということで、多くの緊張感を抱えているところですが、職場定着に向けての支援をさせて頂こうと思います。就職がゴールではなく、スタートである視点を常に持っておくことが必要と感じています。
ジョブウェルの開始から3年が経過し、就労者(就職者)も23名に昇りました。
就労者推移→
就労者推移.xls 離職者が8名いることには課題が残ります。主な理由としては、
・ 就職より異性関係を重視してしまい、夜遊びなどで生活リズムが崩れ、出勤日に定刻に出勤できなくなった。
・ 抑制を振り切って「登録型派遣」に応募し、自宅待機が続くことで離職となった。
・ 給料が入ったことが、かさんだメールやネット利用料の支払いを可能にし、出会い 系サイトで知り合った人と他県で同棲するようになった。
・ 友人が土日休み、本人は土水休み(十分な確認はしたが)で友人と遊べなくなり、遊びを優先することで退職となった。
・ 猛暑にて重度のてんかん発作を発症し、職場環境(温度)に適応できなかった。
・ 本人の力量が会社の要求水準に見合わず、試用期間にて雇用終了となった。
・ 無職やどこの福祉事業所にも属さない友人と、日中での遊び時間がずれることで、遊びを優先することで離職となった。
などあげられます。就労間際では「遊びより就労優先」でしたが、日が経つと共に「就労より遊び優先」へと変化していった例が目立ちます。力量面だけでなく、意識としての支援方策を今後は探っていこうと考えています。
就労者が3年で23名に昇ったということでは、「就労移行支援事業」の本来の役割を一定は果たしているのではないかと考えます。福祉系の事業所ではなく、全て一般の企業への就労となっています。
就労移行支援事業は、就労者が出ると契約を解除することで利用者が減ることとなり、その結果事業所としての収入は減少する仕組みになっています。就労者が出ると事業所収入が減る仕組みです。
これについては、各就労移行支援事業所の間でも課題として一致しているところです。地域で各機関(ハローワーク、特別支援学校、就業・生活支援センターなど)と連携し、利用者を紹介する仕組みが出来上がれば、この事業(就労移行支援事業)は飛躍的に伸びるものと考えています。
ジョブウェルの地域では、少しずつこの連携ができつつあると感じています。
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