ミステリーかSF映画の様に、多くの人々がうっそうとしたジャングルが広がる、球体の
世界に閉じ込められた。
自分もその中の一人。
そこに居合わせたのは、見知らぬ人間達。
皆が閉じ込められたことに気づいて、元の世界、外に出ようと思いそれぞれ行動に
出始める。
その中で、一人が不思議な模様が彫られた、苔むした大きな石を発見。
その手が触った途端に、球体世界は動き出した。変化を始めた。
何かがあると感じた人々は、こぞって出口へのカギだと他の模様を探し、
見つけては触る。
そのたびにどんどん世界は変化していき、徐々にジャングルだった情景が構造物の様に
なってきた。
人々は協力し、どんどん球体世界を変化させていき、それに連れてどんどん模様の種類
も数も増えていく。
苔むした石が、綺麗に削り出された大きな石材のようになっていった。
あっという間に、一面が色々な模様の石材だらけの世界にかわっていった。
ある人が気づいた。きっと何かの規則で順々に触っていかねばならないのではないか?
人々はいろいろと話し合いながら、考えながら模様に触れていく。
その頃から、模様は絵文字の様に変化していた。
絵文字の彫られた石材は、触られるたびに柱の様に突出して直立するようになった。
一方で、消滅していく石が出てきて、その上にいた人は、落下していくようになる。
そのうち、"正しい"模様に触った人だけが生き残るようになっていく。
徐々に人々が殺気だっていった。ついには"正しい"と思われた石の上を巡って殺し合い
に発展していく。
生き残っていった人は、翼を得たり、刀や槍などの武器をもったり、体格が大きくなったり
と、どんどん力を得た。
さらに殺し合いはエスカレートした。さながら映画『300』の様な壮絶さ・・・。
ついには残り2人になったが、そのとき、1人しか助からないのだ、と2人は気づいた。
しかし、石を巡る闘いを制した1人になった時、球体世界は全てリセットされたように元に
戻り、人々もまた皆生き返って戻されてきた。
リセットされても世界は変化を続け、絵文字は文字に変化し、文字が螺旋状に生み出さ
れては渦を巻いて動いていく。
そうなると、人は再び協力を始めた。"正しい"と思われる文字がある場所に居る人が、
その石を選択していくようになる。
見渡せば、知らぬ人たちはいろいろな国の人になっていた。互いに"正しい"文字を求め
意見や知識を出し合い、石柱から落下していく人たちは、潔く生存者を祝福し、健闘を
祈った。
徐々に文字は意味を成す単語の羅列に変わっていく。
いろいろな国の人たちも、自分のネット社会での知り合い、顔見知りと変化し、高校
時代の友人たちへと変わっていった。
もはや争いはなく、皆一人でも元の世界へ生き残そうと、必死に協力し合っていた。
しかし、常に結果は同じ。
元の世界へ戻ることが出来ると期待させるような単語が出てくるかと思えば、1人に
なると必ずリセットされる。
出口を思わせる記号を触っても、リセット。
時には、自分も最後の一人に残った。緊張して単語や記号を触っていく。今度こそ
出口・・・??いや、リセット。
また、人が残っているうちに"最後の答え"と思われる石柱を立ち上げた途端、
恐ろしいギリシア神話の神の様な集団が襲いかかってきて、皆惨殺されてリセット
されるようなこともあった。
猛毒のへびが降ってきたこともあった。
ずっとその繰り返し。
でも、皆必ずこの球体世界から出ることができると思っていた。
そして"失敗"を重ねること無数、ようやく自分はこれが夢を見ているのだと気づいた。
???????
人は、そして人の集まりは、それが"正しい"と思うものを目指して進みながら、
淘汰され、それを延々と繰り返していく生き物なんですね。
"正しい"1つの答えなどないことを漠然と知りながらも、選択を繰り返す、そうしていく
宿命なのだろうと感じられました。
今の自分にとっては、何となくうつ病から脱却する答えが暗示された夢だと感じて、
朝はすがすがしい気分になっていました。
それにしても、夢の終盤で協力し合ったのが高校時代の友人とは興味深い。
この時代に何かあるのかなぁ。
しかし、どうも夢を文字にすると矛盾や破綻が起こりますね・・・。
確かに、夢は映像、しかも現実にはない展開の連続ですからね。
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