ATARIMAEプロジェクトホームへ ブログトップへ

進路が決まった時

| コメント(0) | トラックバック(0)
高校卒業後働く場所を探しいた私の目に止まったのは
兵庫県姫路市にある、東芝姫路工場

2交代勤務で寮も完備されていました。
又、しらゆり学園という学園があり、
寮生がさまざまなお稽古事が学べる学園に惹かれました。

又、姫路駅近くにタイピスト学校がありシフトに合わせて
通えることも魅力でした。

当時はワープロなんてありませんでした。
タイプの技術を取得する事で何か別の道が開けるのではと
考えていたので、働きながら学べるというのが最大のポイントでした。

企業の採用担当の方との面接で、自分の思いを正直に話し働く希望を
伝えたのです。

そして、採用決定の通知が来た時は、障害を持っていても働く場所があるのだと思うと
喜びと希望でいっぱいでした。

しかし、それはオジイとの別れの時でもあるのです。

採用通知が届いた夜、オジイに話をしました。

オジイは黙って私の報告を聞いた後、ポツリと

イイさ! 
ヒトミの人生だからヒトミが生きたいように決めたらいいさ
オジイは、ヒトミが決めた事に何も言わないよ
頑張りなさい。

寂しそうに答えてくれました。

私は

オジイ! 姫路に行ってもお盆と正月は必ず帰ってくるからね!

自分に言い聞かすようにオジイに告げました。

オジイは

無理しないでいいけど、楽しみに待ってるよ! 

寂しかったでしょうね。。。。

しかし、私が兵庫県姫路の東芝へ就職するという報告を聞いた母は激怒しました。pout

あなたは、そんなにお母さんの所に来るのが嫌なの?

お母さんに一言も相談しないで、何で勝手に決めちゃうの
annoy

それも東京から遠く離れた、姫路だなんて。。。

東京の近くにもっと働く所があったはずなのに、

なんで?
gawk

私と一緒に住みたいと考えていた母が怒るのはわかっていました。
でも、どうしても一緒に暮らす気持ちにはなれなかったのです。
その思いを母に話す事は、母を傷つけるようで言えませんでした。

私は母に

これから一人で働いて頑張ってみようと思っているのに、
お母さんの所に行ったら甘えてしまうでしょう。
それじゃー意味がない

それに姫路といっても新幹線で会いに行ける距離だし
沖縄と違ってそんなに遠くないじゃない

今までも離れて暮していたんだから、そんなに変わらないし
私はこの会社で働きながら勉強したいと決めたんだから、
お母さんが何を言っても無駄だよ! 
paper

オジイが許してくれたから、それでいいよ
scissors
近くに叔父さん達がいるから何も心配する事もないでしょう。
何かあったら叔父さんの所に行くから。。。


母も私の強い言葉に黙っていました。

兵庫県の隣、大阪には母の弟(長男と3男)が生活していたので
少しは安心したかもしれません。
私が姫路を選んだ理由のひとつでもあります。

そして、もうひとつ
叔父達家族に早く宮古島へ帰って欲しいという思いもありました。
長男である叔父達家族が私が卒業するまで宮古島へ帰るという約束が
あったからです。

叔父には叔父の事情があったと思いますが、なかなか腰をあげる気配が
ないまま3年が過ぎようとしていたのでした。

私が卒業してオジイの元を離れる事で、叔父達家族が宮古に戻って
オジイと生活してくれるという事を期待し、あえて叔父達の近くを選んだのです。

進路が決まると気持ちもスッキリhappy01

高校生活を惜しむかのように毎日友達と会い、
お互いの進路について語りあうようになりました。

多くの同級生が島を離れて行くことになり、
幼稚園から過ごしてきた友との別れる寂しさが日々つのってきました。


道路標識.jpgのサムネール画像



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://atarimae.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1895

コメントする

プロフィール

  • プロフィール画像
  • ウーマクオバー
  • 生後8ヶ月にポリオにかかり、右下肢マヒとなりました。中学3年間に手術とリハビリでなんとか人並みに歩けるようになり、宮古島の普通高校を卒業。兵庫県の東芝工場へ入社後、川崎へ転勤、そして結婚。身内や親戚もなく、誰も知らない横浜での生活の中で、3人の子供達は帝王切開で出産しました。横浜の団地生活も波乱ずくしでしたが、負けず嫌いの性格で何とか乗り越えて、15年前に沖縄に戻ってきました。現在沖縄の不動産会社でIT担当として日々頑張っています。沖釣りと家庭菜園が趣味。そして思い切りカラオケで歌うことでストレス解消しています。
  • http://umuza.ti-da.net/
  • ATARIMAE(あたりまえ)プロジェクトホーム