今日はマーケティング調査で、半年ごとに定点観察している駅に行った。
調査している私の少し離れた前を、ダウン症の青年が通り過ぎていくのを見守った半年前。
数歩進んでは立ち止まり、ゆっくりゆっくり、時間をかけて、駅の改札をくぐっていく。
今日もまた、半年前と同じ時刻に、青年を見かけた。
半年前と同じように、ゆっくりと時間をかけて、進んでいく。
ゆっくり歩む、青年の人生のように。
夕刻の時間。
帰路につく青年。
きっと何処かで、働いているのだろう。
青年のお母さんは、無事帰ってくることを願いながら、帰りを待っているのかな。
モコと同じように、赤ちゃんの時から、たくさん愛されて、育ってきたのかな。
無事、家に帰ってね。
そう心の中で、見守った。
なんだか温かい気持ち。
母親の気持ち。
差別や偏見じゃなくて、温かい気持ちで、みんなが見守ってくれたら、いいのになぁ。
そう感じた、ひととき。



