次男の散髪は、ずっと近所の理容院でしてもらっていました。
自閉症とわかる前から、母親(私)膝の上に座らせて、ジタバタするのを抑えつけて、親子で毛だらけになって散髪してもらっていました。
「自宅で親が散髪」という発想は全くなかったです。
「親が親の責任で動かなくさせて、プロが散髪する」が合理的と思いました。
大人になっても、自宅で散髪してもらっている自閉症者を見かけると、身体の小さいこどもの時代に「毛だらけ」になって正解だったと思います。
次男がだんだん大きくなって、理容院のマスターが「この子普通じゃないなぁ。。障害児だなぁ。。」とわかってきたのは、小学生になったころだと思います。
小学生になってもまともに話しができないし、TVCMのセリフばかりを誰に聞かせるわけでもなく、延々と言っているし、誰でも"これは、普通じゃないぞ。。"と気がつきます。
中学生、高校生になると、普通の子は、顔そり、シャンプーもするのでしょうが、マスターが言ったわけでもなく、私が言ったわけでもなく、次男は、散髪だけをして顔そりシャンプーをしないままになっていました。
散髪の後、次男は家に急いで帰ってシャワーをするので、どうしても理容院でシャンプーをしてもらわねばならない理由がありませんでした。
眉がつながるような毛濃い顔ではなかったので、顔そりが是非とも必要。。。というわけでもありませんでした。
それに、暴れる子どものころの次男を知っているマスターには、「顔そり、シャンプー」という発想が湧いてこなかったのでしょう。
8月に、次男の自宅マンションの近くで散髪してもらいました。
これからは、次男の自宅近辺が、次男のホームタウンで、実家がアウェーになるわけですから、ヘルパーさんから「散髪させてもいいですか。」と連絡をいただいた時に、「是非、お願いいたします。」と答えました。
次男が、金曜日に持って帰ってきた8月の家計簿の写しに、「カット、顔そり、シャンプー」とあるのを見つけました。
次男くん、「顔そり、シャンプーデビュー」したようです。
ありがたいです。
また、これから先もずっと散髪、顔そり、シャンプーしてもらえるとうれしいです。
次男のホームタウン環境が少しずつ整っていきます。
うれしいです。



